2021年9月26日 礼拝説教要旨(使徒の働き講解説教120)
「ミレトスでの説教③」使徒20:32-38
1.神と恵みのみことばにゆだねるパウロ(32節)
パウロは、自分がエペソの長老たちから離れても、主ご自身がみことばによってエペソの教会を建て上げて下さり、あらゆる霊的な攻撃から守って下さると確信していた。彼は、みことばの力について次のように教えた。
① みことばはキリスト者を成長させる。
② みことばはキリスト者の救いを完成させる。
2.パウロの心構え(33-35節)
パウロ自らが手本となって教えたのは、労苦して弱い者を助けなければならないということ。それは、主イエスご自身の「受けるよりも与えるほうが幸いである」とのみことばによることである。
3.別れの祈り(36-38節)
パウロはひざまずいて祈り、エペソの長老たちは声をあげて泣き、パウロの首を抱いて何度も口づけした。この感情的結びつきは、兄弟愛や師弟愛ということだけでなく、みことばに基づいた強い 結びつきである。
【まとめ】
・みことばは教会(キリスト者)を成長させる。
・受けるよりも与えるほうが幸いである。
(文責:小山淳也牧師)