2021年1月10日 礼拝説教要旨(使徒の働き講解説教93)

「テサロニケでの迫害」使徒17:5-9

1.ねたみに駆られるユダヤ人たち

 救われる人々が起こされると、救われなかった(信じない)ユダヤ人たちによる迫害が起こった。その動機はねたみである。パウロの伝道が成功するのを見て、また異邦人が救われるのを見て、彼らはねたみに駆られたのである。彼らは広場のならず者たちを扇動して暴動を起こし、救われたユダヤ人ヤソンの家を襲わせ、法廷に引きずり出した。役人たちはヤソンたちから保証金を取り、パウロとシラスを匿わず、テサロニケから追い出すことを約束させた上で釈放した(追い出さなければ保証金は没収)。

2.誕生したテサロニケ教会

 テサロニケ伝道は三週間ほどで終わったが、この短期間のうちに教会が形成された。信者の大半は、神を畏れる異邦人である。彼らはテサロニケで盛んだった偶像礼拝から離れ、生ける真の神を礼拝するようになった人々である。

 テサロニケ教会は短期間で形成されたため、教理的理解が不十分であった。後にパウロは、彼らのために2通の書簡を送り、教理的理解を深めさせた(テサロニケ人への手紙)。

【まとめ】

① ねたみは、破壊的な負の力となる。(ガラテヤ5:19-21, 25-26)

② 時が短くても、主のみわざは前進する。(Ⅰコリント3:6)

(文責:小山淳也牧師)