2020年8月9日 礼拝説教要旨(使徒の働き講解説教77)

「救いの条件をめぐる論争」使徒15:1-2

1.「割礼は救いの条件」という教え(1節)

 ユダヤからやって来たユダヤ主義者たちは、アンティオキアの兄弟たちに「割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と教えた。割礼は、ユダヤ人男子がモーセ律法に従う第一歩である。つまり彼らは「異邦人は、まずユダヤ教に改宗してからイエスを信じなければ救われない」と教えたのである。

2.激しい対立と論争(2節)

 パウロとバルナバは、ユダヤ主義者の主張に一歩も引かなかった。ユダヤ主義者の教えは、以下の点で問題があったからである。

 ① 福音を否定している

 ② パウロたちを通して救われた異邦人の救いを否定している

 ③ アンティオキア教会の働きを否定している

3.エルサレム教会への派遣(2節)

 アンティオキア教会は、この問題に結論を出すために、パウロとバルナバたちをエルサレムへ遣わした。この教理的問題をアンティオキア教会だけの問題にせず、エルサレム教会と共有したのである。

【まとめ】

① 教理的な問題は、妥協してはならない。

② 健全な教えを保つには、良き交わりが必要である。

(文責:小山淳也牧師)